不思議
『まじょのかんづめ』 佐々木マキ・さく 息吸って吐いて瞬きしてたらまた時間がワープしちゃったWA! みんな元気?わたし元気!いつもありがとう。 さて、雑誌か何かの、おすすめの絵本、的なところに『まじょのかんづめ』が載っていて。 サーっと読み流しそ…
『もこ もこもこ』 たにかわ しゅんたろう さく・もとなが さだまさ え 「しーん もこ もこもこ にょき もこもこもこ にょきにょき …」 (本文より) これは、一体、何なんだろう。 抽象の塊。 有無相生。 生命の、宇宙の輪廻か。 なんだかよく、いや、全く…
『ひみつのカレーライス』 井上荒野 作 田中清代 絵 カレーライスが大好きなフミオと、おとうさん、おかあさん。 今日も美味しいカレーを頬張っていると、 “かりっ。” と口の中から音がした。 出てきたのは、小さな鍋の形をした小さな黒い粒。 お父さんが書…
『きたかぜさま』 星野なおこ 文 羽尻利門 絵 こどものとも12月号!年の瀬もすぐそこなのね…! 表紙には、“たかたかすぎ”と呼ばれる大きな杉の御神木。 それを見上げる少年二人、「しょうた」と「ごろう」。 二人の住む村では、毎年12月1日に「きたかぜさま…
『あなのはなし』 ミラン・マラリーク さく 間崎 ルリ子 やく 二見 正直 え・あな 長男がジャケ借り。 『あなのはなし』…確かに、惹かれるタイトル。 作者、訳者、お、原作は外国の方か。絵は、二見正直さん。 …ん? “え・あな” …あな? “はじめはくつしたに…
『いなりまちゆき きつねでんしゃ』 鍋田敬子 作 こどものとも10月号。 一人で電車に乗って上ノ村のおじいちゃんのところに遊びに行くことになった“こうすけ”。4番線の電車にぎりぎり駆け込んで揺られていると、目の前には、だんだん見慣れない景色が…。な…
『ふしぎなナイフ』 中村牧江/林 健造 さく 福田隆義 え 種も仕掛けもありません。 ここにあるのは、1本の不思議なナイフ。 「ふしぎなナイフが まがる ねじれる おれる… 」(本文より) 何の変哲もなさそうなシルバーのナイフが、あんなこんなそんな驚き…
『ネコヅメのよる』 町田尚子 ベロリと舌を出して、こちらを鋭く睨む三毛猫。 「おや?」 「あれ?」 「もしかして……」 「そろそろかもしれない」(本文より) 何かを感じ取った猫たちが、あっちからも、こっちからも、町中から集まってくる。 そうして夜空…
『へび のみこんだ なに のみこんだ?』 さく tupera tupera 近所の公民館に、週に1回だけ開く小さな図書室があります。 蔵書は少ないけれど、その分、選びやすい。 育休に入って平日に動くことができるようになったので、久しぶりに覗いてみました。 図書…
『そらいろのたね』 なかがわりえこ と おおむらゆりこ 絵を見て、「これ読んで!ぐりとぐらの人でしょう?」と、息子。 題字を読み、「なかがわりえことおおむらゆりこ」と作者を読めば、「やっぱり!!」と、ニヤリ。 ぐりとぐらは、彼の心の中にしっかり…
『おやつどろぼう』 阿部 結 作 こどものとも8月号です。8月生まれだから、やっぱりなんか8月、って嬉しい! オバサンになったって、日常に誕生日が埋もれていく暮らしになったって、誕生日が来るっていうのは、やっぱりなんだか特別な気持ちになるもので…
『あめのひの ぼうけん』 森 洋子 作 もう6月も終わってしまうけれど「こどものとも」6月号です。 セピア色の表紙に、女の子の赤いお洋服が映える。 舞台は、昔からあるような木造平屋のお家。主人公は、あっちゃん。時々顔を出す、ねこのミー。 雨が続い…
『なぞなぞ』 安野光雅 さく/え 「こどものとも という月刊誌が福音館書店から出ているようなんだけど〇〇くん(息子)に一年間プレゼントしようかな」 前に切手をくれた大好きな叔母 bg8qp.hatenablog.jp からの、嬉しすぎるひとこと! 我が家に「こどものと…
『10人のゆかいなひっこし』 安野光雅 安野光雅さんの訃報が届きました。 ニュースで見て、「あれ…あの、素敵な地球の本を書いた人だ…!」というのが第一声。 bg8qp.hatenablog.jp と言うのも、不勉強な私は安野光雅作品をぜんぜん通ってこなかった。ちょっ…
『ぱんつさん』 たなかひかる これは、息子に絶対ウケるだろうなぁと思った。 だって、表紙がすでに面白い。題名がすでに面白い。 おしり、とか、そのモノにはちょっぴり恥じらいのある私ですが、パンツは、笑える。パンツは、愛せる。 パンツって、なんで面…