絵本ライブラリー 読む、残す、思い出す

2020.4.1スタート。元小学校教諭,小3&3歳兄弟育児中の筆者が,読み聞かせをした絵本を中心に書籍の記録・紹介を行っています。自分と、子どもたちと、本との軌跡を記しておきたい。筆者の肌感覚によるカテゴライズもしております。昔の記事も振り返って楽しんでもらえるブログを目指したい。

徳間書店

図書館に児童室ができた日 アン・キャロル・ムーアのものがたり

『図書館に児童室ができた日 アン・キャロル・ムーアのものがたり』 ジャン・ピンボロー 文 デビー・アトウェル 絵 張替惠子 訳 ”まだ、女の人がじぶんのかんがえで仕事をえらぶのがめずらしかった時代、その女の子は、やがてニューヨークの街にでてせんもん…

おたすけこびととあかいボタン

『おたすけこびととあかいボタン』 なかがわちひろ 文 コヨセ・ジュンジ 絵 「そうじきの なかは さがしましたか?」 「けさは そうじを していません。 それに ゆうべは あったんです」 (本文より) 小さな小さな女の子と、人間のお母さんとの電話の風景か…

ナガナガくん

『ナガナガくん』 シド・ホフ 作・絵/小船谷佐知子 訳 ナガナガくんは、犬。 ナガナガくんは、長い。 何が長いのかといえば… 胴がとてつもなくながーーーーーーい犬だったのです…! ダックスフントといえば胴長の犬種だけれど、ナガナガは、そんじょそこら…

ちょっぴりおかしなどうぶつえん

『ちょっぴりおかしなどうぶつえん』 アリソン・ジェイ 作・絵 蜂飼 耳 文 やわらかい色、やさしいタッチ。でも、なんか大人っぽい。グラデーションが織りなすしっとりとした質感と、独特なフォルムが、不思議な世界観を醸し出しているように思う。そして、…