一人読みにも
『ポケットのはらうた』 詩 くどうなおこ 画 ほてはまたかし 久しぶりにいつもの図書館へ行き、おすすめの本のコーナーに寄ってみたら、こちらを発見! なんとなんと、『のはらうた』のポケット版ではないか! 『のはらうた』と言えば、詩人の工藤直子さんの…
『ばしん!ばん!どかん!』 ピーター・スピア ぶん・え わたなべ しげお やく 躍動感あふれる鼓笛隊の表紙。 表紙をめくれば、兵隊たちが銃や大砲の訓練をしている。 もう1ページめくると、踏切を通り過ぎていく機関車に馬車、車、飛行機。 かん かん かん…
『えらぶえほん』 絵=ニック・シャラット 文=ピッパ・グッドハート 訳=聞かせ屋。けいたろう 万人にとって、暮らす、というのは忙しい。 殊、子育てしながら働く者の家庭生活はカオスだと思う。 我が家の場合、夜みんなが帰宅するや否や私はイライラと白…
あっという間にクリスマスです! 毎年あっという間なんだけど、体感的には今年が一番あっという間でしたね。なぜ。なぜなの。教えてサンタのおじいさん。 何ならまだクリスマスの心の準備ができていません。 子どもたちにサンタも来たのに。 なんだこれ。 え…
『図書館に児童室ができた日 アン・キャロル・ムーアのものがたり』 ジャン・ピンボロー 文 デビー・アトウェル 絵 張替惠子 訳 ”まだ、女の人がじぶんのかんがえで仕事をえらぶのがめずらしかった時代、その女の子は、やがてニューヨークの街にでてせんもん…
『よるのあいだに… みんなをささえる はたらく人たち』 文 ポリー・フェイバー 絵 ハリエット・ホブデイ 訳 中井はるの 「わたしがパジャマにきがえるころ、 ママは、でかける。 たいせつな仕事にいくんだ。」(そでより) 皆がしーんと寝静まった夜。今、こ…
『キース・へリング ぼくのアートはとまらない!』 ケイ・A・へリング 文 ロバート・ニューベッカー 絵 梁瀬 薫 訳 中村キース・へリング美術館 監修協力 あけましておめでとうございます。 なんということでしょう、年が明けてしまいました。 そしてなんと…
『オーケストラ 世界の町で 楽団員を さがそう!』 さく・え クロエ・プラルノ やく うちださやこ 図書館にて、長男に迷路や絵探しの本を借りようかなぁ~と思ってその辺りのコーナーを見に行ったら、めちゃきゅんきゅんする本を見つけた!!! 「みんなバカ…
『ぎょうれつ』 中垣 ゆたか 先日、長男氏の初めてのピアノの発表会がありました。 曲は、ギロックの『大行列』と、ブルグミュラーの『アラベスク』。曲が決まってからの約3ヶ月は、彼にとって、また、私にとっても、戦いの毎日だったなぁと思います。 まず…
『アパートのひとたち』 作 エイナット・ツァルファティ 訳 青山 南 「わたしがすんでるのは 7階だてのアパート。 どのうちも ドアが ちょっとずつ ちがう。」 (本文より) 1階は、鍵がいっぱいついたドア、2階は、ドアの前に足跡がべたべた付いている。…
『エルマーのぼうけん』 ルース・スタイルス・ガネット さく ルース・クリスマン・ガネット え わたなべ しげお やく ずっと前から息子と読んでみたかった『エルマーのぼうけん』。 まだ絵本の方が好きな長男。少しずつ長めのお話も楽しんでほしいけれど、出…
『とらっく とらっく とらっく』 渡辺茂男 さく 山本忠敬 え 「絵本原画の世界」で観た絵本、第二弾~! まず、表紙を一目見て、思う。 ”この本は、作り手のこだわりの1冊に違いない…!” だって、この題字のだんだん小っちゃくなっていく感…間違いなく、こ…
『オトシブミのふむふむくん』 おのりえん 文 秋山 あゆ子 絵 こどものとも2月号。 手紙を書くのが大好きなオトシブミのふむふむくん。 ある日、お花見大会に葉っぱの葉書を持ち込んで、満開の桜を眺めながらお手紙を書きました。 「あてさきは……てがみの …
『おたすけこびととあかいボタン』 なかがわちひろ 文 コヨセ・ジュンジ 絵 「そうじきの なかは さがしましたか?」 「けさは そうじを していません。 それに ゆうべは あったんです」 (本文より) 小さな小さな女の子と、人間のお母さんとの電話の風景か…
『はがぬけたらどうするの?』 セルビー・ビーラー 文 ブライアン・カラス 絵 こだまともこ 訳 ついに!!!長男の歯が抜けました。 下の歯に隙間が空いてるーーー!!と思ったらだんだん下の前歯2本がグラグラしてきて、そのうちになんだかもうグラングラ…
『ふしぎなナイフ』 中村牧江/林 健造 さく 福田隆義 え 種も仕掛けもありません。 ここにあるのは、1本の不思議なナイフ。 「ふしぎなナイフが まがる ねじれる おれる… 」(本文より) 何の変哲もなさそうなシルバーのナイフが、あんなこんなそんな驚き…
『わくわく発見!世界の民族衣装』 竹永絵里 画 先日のオリンピックの開会式で、上半身が裸の民族衣装で入場した選手を見た長男が一言。 「なんで裸なのぉ~~!!」 …おぉ、そうか。息子からしたら、上半身に服を着ないで歩いている人がいる、というのは不…
『せかいいちのいちご』 作 林木林 絵 庄野ナホコ 香さんセレクション3冊目! 表紙には、いちごを愛おしく眺める白くま。 パステルピンクの背景が、とってもきれい。 ある日、白くまの元に 「いちご おとどけ いたします」 という手紙が届く。 かつて一度だ…
『いつか、きっと』 ティエリ・ルナン 文 オリヴィエ・タレック 絵 平岡 敦 訳 次男が産まれる少し前のこと。 「大人のための絵本よみやさん」の香さんが、再びお友だち限定で絵本の貸し出しをしているとのこと。 お願いしようかなぁ、でも、もしかしたらそ…
『ベンのトランペット』 R.イザドラ 作/絵 谷川俊太郎 訳 かっこいい表紙!! グレー地に銀と黒。人のフォルムが、構図が、めちゃくちゃかっこいい。 表紙を開くとギザギザの波。これはきっと、トランペットの音。 そして、なんじゃこりゃ…中の絵は、もっと…
『ふくろうくん』 アーノルド ローベル 作 三木 卓 訳 がまくんとかえるくんを楽しんでくれた息子。 bg8qp.hatenablog.jp 別のアーノルド・ローベル&三木卓作品も読んでみよう~!ということで、前に拝見したインタビューでもオススメされていた『ふくろう…
『みんなあかちゃんだった』 鈴木まもる・作 赤ちゃんの誕生を楽しみにしている息子。 「ぼくがだっこしてあげるんだ!」 「ぼくのおもちゃ貸してあげるよ!」 「これが赤ちゃんのベッドだよ!」(←段ボール。) どうやら、楽しい妄想がどんどん膨らんでいる…
『ふたりはともだち』 アーノルド・ローベル 作 三木 卓 訳 教員時代に使用していた東京書籍の2年生の国語の教科書に、『お手紙』という教材文があった。子ども時代に勉強したなぁ、とか、お子さんの教科書に載ってるなぁ、とか、ご存知の方もたくさんいら…
『なぞなぞ』 安野光雅 さく/え 「こどものとも という月刊誌が福音館書店から出ているようなんだけど〇〇くん(息子)に一年間プレゼントしようかな」 前に切手をくれた大好きな叔母 bg8qp.hatenablog.jp からの、嬉しすぎるひとこと! 我が家に「こどものと…
『うちにかえったガラゴ』 島田 ゆか 旅するかばんの屋のガラゴ。 bg8qp.hatenablog.jp そんなガラゴの、オフシーズンの、お話。 寒いのが苦手なガラゴが旅をするのは、暖かい季節だけ。 冷たい北風が吹いてくると、家に帰って、ぬくぬくと寒い冬をやり過ご…
『しりとり』 安野光雅 さく/え 先日に引き続き、 bg8qp.hatenablog.jp またまた、安野光雅さんです。 こちらも、パラパラとめくっただけで、すぐにキュン。面白いしかけだぜぇぇぇ! この絵本は、全編、ひたすら、ページいっぱいにいろ~んな絵(と、言葉)…
『10人のゆかいなひっこし』 安野光雅 安野光雅さんの訃報が届きました。 ニュースで見て、「あれ…あの、素敵な地球の本を書いた人だ…!」というのが第一声。 bg8qp.hatenablog.jp と言うのも、不勉強な私は安野光雅作品をぜんぜん通ってこなかった。ちょっ…
『まるいちきゅうのまるいちにち ALL IN A DAY』 安野光雅/編 // リンク 表紙を見て、ズキューン! なんだか、これは、とっても素敵な絵本の予感。 だってだって!扉絵の作者名には、ズラリ、世界の巨匠たち。 エリック・カール レイモンド・ブリッグス ニ…
『クリスマスのかくれんぼ』 いしかわこうじ 息子が0歳のクリスマスに、お友達がプレゼントしてくれた絵本。なんだかんだ、ちょこちょこ引っ張り出しては読んでいます。 いしかわこうじさんの“これなあに?かたぬきえほん”というかくれんぼシリーズがあって…
『かばんうりのガラゴ』 島田 ゆか パパと図書館に行って来た息子。ニヤニヤしながら嬉しそうに「じゃーん!」 おおお!ガラゴだ!!!息子の大好きな島田ゆかさん!!! 図書館でも島田ゆかさんシリーズは人気で、借りられていることもしばしば。ついにガラ…