絵本ライブラリー 読む、残す、思い出す

2020.4.1スタート。元小学校教諭,児童発達支援スタッフ,年長&0歳兄弟育児中の筆者が,読み聞かせをした絵本を中心に書籍の記録・紹介を行っています。自分と、子どもたちと、本との軌跡を確かめたい。筆者の肌感覚によるカテゴライズもしております。

おきて おきて【こどものとも0.1.2. 2022年2月号】

『おきて おきて』 福知伸夫 さく

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2022年が始まりましたね。

 

あっという間に日々が過ぎて…もはや1月終わる!?いえいえ、まだまだこれから…!あと半分、充実させていくぞぅ、そうだぞぅ。

 

みなさま、相変わらずバタンバタンしている私ですが、今年もよろしくお願いいたします。へっへっへっ…

 

 

 

さて!「こどものとも0.1.2.」2月号です!

 

年末にちらっと書いた、次男のお気に入りの絵本というのが、これーーー!!

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ムチムチのおてて、ついにチラ見せ…というか表紙の写真を撮ろうとしたらどんどん割り込んできたの図。

どんどん反応も良くなり、絵本を見せるとちゃんと絵を見たり触ったりするようになってきた次男氏。その中でも、この絵本は特に好きみたいで、表紙を見ただけでにこっと笑う。表紙に子豚ちゃんが二匹描かれているんだけど、親近感かな!そうかな!

長男も赤ちゃんの時に子豚みたいだったけど、次男ももれなくどんどん子豚化している今日この頃。あー、今表紙見てるんだけど、まじで長男と次男に見えてくるから親バカって怖い(子豚に似てるって言うんだから親バカじゃないかもバカ親かも)

 

 

「ねむる ねむる こぶたの きょうだい」 

 

「おきて おきて あそぼうよ

 あ と で ね」

 

(本文より抜粋)

 

2匹の子豚のきょうだいがお昼寝をしていると、片方が目を覚まし、おきて、おきて、と声をかける。もう1匹は眠いから、後でね、って言うのだけれど…。

 

版画なのかな、線も色も美しく、温もりがあって、愛らしい。子豚たちがすごく可愛いし、赤ちゃん絵本は抽象的なものが多いなか、ストーリー性もあって個人的にすごく気に入っちゃった!かわいい…超かわいい…。

 

そんな母の好みをテレパシーで受け取ってるんですかね、それともDNA的に趣味が似てるんですかね、とにかく次男坊も、子豚ちゃんたちLOVEの様子で2匹を撫でています。愛でています。

 

裏表紙にはどんぐりを食べている2匹が描かれているのですが長男が「豚ってどんぐり食べないよね?」って言うから、いえいえイベリコ豚という豚がいてね…

というわけで兄さんも読んでました。君のベイビー時代に本当にそっくりだよその目の離れてるところとか鼻の位置とかさ…!愛しいわ。

 

 

 

と書いている間にも次男は『おきて おきて』をハムハムしている…。

 

絵本は、食べ物です。

 

今年もよろしくお願いします。

 

月刊予約絵本「こどものとも0.1.2.」

『おきて おきて』 2022年2月号(通巻323号)

発行所 福音館書店

福知伸夫 作

 

 

今年もありがとうございました!

気付けば年の瀬。みなさまお元気ですか。

 

随分と更新が途絶えてしまいましたが、私は元気です。

 

忙しかったり、気持ちが付いていかなかったりでなかなか綴れなかったけれど、日々の隙間では、絵本グッズに癒されたり、クリスマスの絵本を読み返したり、次男にお気に入りの本ができたりと、ぽやぽや、いや、バタンバタン、ゲロゲロ、マイペースに生きてました。ましたまさよし。

 

あとは、絵本だけじゃなくて、大人の紀行モノ(海外の、特に食べ物に関するもの)を読んだり、マンガを読んだり。

素敵な企画展を観に行ったり、久々に生の舞台を観に行ったり。

インプット&チャージ&トリートメントなデイズでした。

 

みなさんはどんな師走をお過ごしだったでしょうか。

他の方のブログをゆっくり見る時間もあんまり無くて…年末年始は読む方も少しゆっくり楽しみたいな。

 

 

 

さてさて!見て見て!!

じゃじゃーん!今年も、この季節がやって来たよ!(もはや1か月前だNE…)

今年はしろくまちゃんだよ!!!

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お気付きだろうか…やっぱり、2枚!笑

どうしてももったいなくて使えなくなっちゃうから、思いっきり使う用と、保存用ね。

bg8qp.hatenablog.jp

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そして、先月、愛しの叔母が超・超・久しぶりに来仙し、こんな可愛いものを買ってもらってしまった…!!

 

じゃん!

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じゃん!!

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じゃーーーん!!!

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きゃーきゃー!可愛いよねーーー!!

『きんぎょがにげた』のスタッキングマグカップ!!

ラニフーー!!お皿もめちゃかわいかった!!

叔母の「買ってあげようか?」に甘える私…34さいなのに…

それにしたって、ティータイムが潤う!!捗る…!!

本当にありがとうね♡

 

やっぱり、テンション上がるものって、大事だよね。

 

今書いてて元気出てきたよ!ぐふふふ

 

 

 

さてさて、長男はこの期間に、かいけつゾロリをひとりで1冊丸々読めるようになった模様。

前は興味のあるところだけ拾い読みしてたんだけど、先日、ものすごく集中して延々と文章を読んでいることに気付き…母、見守る。何なら、途中で次男におっぱいあげながら寝落ち。そんな母を気にも留めず、何分?何時間?かけて(ゆっくりしか読めないから、まじで2時間近く読んでたかも)、最後まで読み切った!何という集中力…!

親バカかもしれないけれど、単純に、すごいなぁと思った…!頑張ったね。

今までは読んでー、って言われるのが当たり前だったけど、これからはこうして一人で読書を楽しむこともできるようになっていくんだろうな。…寂しい。でも、とても嬉しい。成長してますな。

ママサンタから『ひみつのカレーライス』をプレゼントしましたら、そちらも音読してました。うれぴー!

 

 

はてさて…来年は、丁寧に綴れる心の余裕が欲しいなぁと思う…う~ん、どうでしょう~!NAGASHIMA!!

 

2022年は、どんな年になるのかなぁ。いい年にしたいなぁ…!!すでに仕事復帰に震えてるけどぉぉ…!がんばる!

 

そして、どうか皆様に、健やかで幸せいっぱいの素敵な1年がやってきますように!

 

 

 

今年もありがとうございました。

 

来年もよろしくね!

 

 

 

ひみつのカレーライス

『ひみつのカレーライス』 井上荒野 作 田中清代 絵

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カレーライスが大好きなフミオと、おとうさん、おかあさん。

今日も美味しいカレーを頬張っていると、

 

“かりっ。”

 

と口の中から音がした。

出てきたのは、小さな鍋の形をした小さな黒い粒。

お父さんが書斎の分厚い本で調べると、それはなんと、世にも珍しいカレーの種で…

 

 

 

これは、最後に働いていた学校で司書の先生が教えてくれた本。クラスの子たちも大好きで、私がじゃーん!と見せると、これ知ってる~!と言いながらも読んで読んで!と喜んでいました。リピーターになっちゃうよねぇ~!久しぶりに読みたくなって図書館で借りてみた!やっぱり面白かった~!

 

 

このお話、いつの時代設定なのだろう。

お父さんとお母さんは和服、フミオは洋服。

サザエさん世界線

 

デッカイじょうろに、おかしな呪文。いろいろツッコミどころ満載なのに、いかにも真面目そうに淡々と描いているから、なんかもう、それがまたおかしくってニヤニヤ、クスクスしてしまう。

 

ギターケースを背負った通行人がいたり、お父さんの書斎に楽器が吊るしてあったりするのも、音楽好きには嬉しい。背景の細かな描写も愉しいです。

 

みんな大好き・カレーライス!最後の方は、もう、カレーの匂いが漂ってきそう…給食前(特にカレーの日)に読んだらヨダレ出ちゃうかも。

 

 

 

長男がとっても気に入って何度も何度も読んでいて、「この本ってお店にもあるの?ぼくも欲しいなぁ」と呟いていたよ。むふふふ…もしかしたらサンタさんがプレゼントと一緒に届けてくれるかも…!?

 

あっという間に12月ですね。

 

『ひみつのカレーライス』 2009年

発行所 アリス館

著者 井上荒野・田中清代

 

 

しろくまのパンツ

しろくまのパンツ』 tupera tupera

 

しろくまのパンツーーー!!!

 

先日、ユニクロでコラボパジャマが売っていて、いいなぁと思いながらそのままスルーしたら、次に行ったときには我が子のサイズは売り切れになっちゃってました…人気っっ!かわいいもんね…!!

 

 

 

「どこにいったんだろう」 (本文より)

 

パンツをなくしてしまったしろくまくん。心配したねずみさんが、一緒にしろくまくんのパンツを探してくれることになった。

 

おしゃれなしましまのパンツ、おかしがいっぱいの美味しそうなパンツ、花柄のかわいいパンツ…

 

「これ しろくまさんのパンツ?」

「ううん ちがう」 (本文より)

 

じゃあ 誰のパンツ?

 

そしてしろくまくんのパンツは見つかるのでしょうか…!

 

 

作者はtupera tuperaさん。

本当に、可愛いコラージュ!

色合いとか、陰影とかも、たまらん!

私は、ちょうちょさんのページがとっても好き!ちょうちょさんの色合いも、お花の感じもとてもいい。そのまま壁に飾りたい。

 

パンツのところがくり抜かれたしかけ絵本になっていて、キッズたちはページをめくる度にドキドキワクワクだよね!

 

なんかさ、子どもはさ、「パンツ」ってだけで、面白いもんね!何だろうね!沸点!

長男もページめくる度に笑う!ザ☆年長男児

もうね、表紙で赤いパンツ履いてるんだもんね!なんと、脱がせて開封するんだもんね!

しかも、もし赤いパンツなくしちゃったら、手続きすれば替えパンツが送ってもらえるんだってよ…!!ユーモア!!

 

でも、お下品にならないのが、この絵本のとってもすごいところ。

絵本において”品”って、とても大切だと思う。

 

最後のオチもにっこり♡

 

職場の上司の車に乗せていただいた時に助手席に置いてあって、「うちの子たちが大好きで、これさえあればとりあえず間が持つの~!」と上司が力説されていたのも納得だねっ♡

 

 

 

可愛くて、楽しくて、ほっこり。読み聞かせテッパン本!

 

最後の歌にメロディー付けて歌いたいな!

 

しろくまのパンツ』 2012年

発行所 ブロンズ新社

作 tupera tupera(亀山達矢 中川敦子)

 

 

おんぶに だっこに かたぐるま【こどものとも0.1.2. 2021年12月号】

『おんぶに だっこに かたぐるま』 乾 栄里子 文 西村 敏雄 絵

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見た瞬間に、バルバルさんの絵だ~~~!!!と、口元が緩む。

 

こどものとも0.1.2.」12月号だよ~!

 

 

 

「おんぶに だっこに かたぐるま

 だれか のるこは いないかな」 (本文より)

 

そう呼びかけるのは、大きなくまさん。

 

優しいお顔。大きな手。飛び込んだら気持ちよさそうなお腹。

 

そして実は鋭い足の爪!

 

いろんな動物たちが、くまさんのところへやって来て、おんぶにだっこにかたぐるま。

 

たーくさん集まっても大丈夫、くまさんは、みーんな、みんな、包み込んでくれる。

 

 

 

「バルバルさん」シリーズの乾栄里子さんと西村敏雄さんがタッグを組んだこの作品。

お二人のコンビによる赤ちゃん絵本は初めてなのだそう。

 

語感のリズム、優しい絵。いろんな動物とのふれあいが、なんともほんわかほっこり。

繰り返し読んで楽しめる、とっても素敵な赤ちゃん絵本だなぁと思います。

 

 

 

赤ちゃんとの生活を送っていると、“だっこ”って、「貯まる」のかも、と思うことがある。

うちの次男の場合は、朝起きたらご機嫌全開。しばらく一人でお喋りしててくれるけど、その後おっぱいとオムツを替えたら、あとは夜寝るまで、お昼寝と“置かせてくれる”時間をはさみながらも、だっこ。だっこ。だっこ。(おっぱいタイムも含む)

ベビーカーや車のベビーシートには超お世話になっていますが、それでもどうしてもだっこ!!!の時もある。

 

逆に、ずーーっとだっこしてると、すんなり置かせてくれたりして。

目には見えない愛情メーターみたいなものがあって、だっこによってポイントが貯まっていっているんじゃないかなと思ったりするよ。

 

さて今日はどうかな。

今腕の中でおっぱい飲んで寝落ちしそうだから右手で文章打ってるけど、それでも貯まってますか?笑

 

そしてその貯まった愛は、ちゃんと君の財産となって、厳しいこの世を生きていく強さや優しさに、なっていくのだろうか。

 

 

 

 

 

…とにかくさ、だっこってさ、気持ちいいんだよね。安心。エアお風呂。オキシトシン全開。

 

超ヘヴィーベビーでまじヘヴィーなんだけど、やっぱり、今のうちに、いーーっぱいだっこしておきたいなぁと思います。

 

もちろん、あと数年でだっこさせてくれなくなっちゃいそうな、長男くんもね。

 

月刊予約絵本「こどものとも0.1.2.」

『おんぶに だっこに かたぐるま』 2021年12月号(通巻321)

発行所 福音館書店

乾 栄里子 文 西村 敏雄 絵

 

 

おたすけこびととあかいボタン

『おたすけこびととあかいボタン』 なかがわちひろ 文 コヨセ・ジュンジ 絵 

 

「そうじきの なかは さがしましたか?」

「けさは そうじを していません。

 それに ゆうべは あったんです」 (本文より)

 

小さな小さな女の子と、人間のお母さんとの電話の風景からお話は始まる。

 

「さあ、しごとだ!」 (本文より)

 

次のページには、見開きいっぱいに黄色い工事車両や重機、そして、たくさんのこびとたちの姿が!

やって来たのはおたすけこびと。こびとたちは、人間の要請を受けて家にやって来ると、クレーン車やはしご車、いろんな道具を使ってあの手この手で失くしものを探してくれる。

今回探しているのは、赤いボタン。娘さんのうさぎのぬいぐるみの目が片っぽだけ取れてしまったのだ。

 

ボタンはすぐに見つかるのだけれど、取ろうとした時にメダカの水槽に入ってしまったから、さあ大変!こびとたちは無事に赤いボタンを救出できるのでしょうか…!

 

 

 

ああああ…かわいい…すごく可愛いよ!この本!

息子が「この本、はやい(言葉が少ない)んだよ」と言って私に読んでくれたんだけど、読んでびっくり!いぎなしハマった!(宮城弁)

少ない文字数も納得の、圧倒的な絵の情報力。ディティール。そして、すごく短いはずの言葉の一つ一つに、なぜか心が揺り動かされる。

“おたすけこびと”という、その設定に、まずもって、きゅん!ミニチュアな車や道具たち、あっちこっちで働くこびとたち一人ひとりが、もう、可愛すぎるー。

 

私は初めて読んだけれど、とっても人気のあるシリーズだったんだねっ!外国語に翻訳されているものもあるみたい!1作目から、ぜひ読んでみたいと思います。

 

あああ、嬉しい。良い出会いでした。長男、ありがとう。きゅんきゅん。

 

『おたすけこびととあかいボタン』 2014年

発行所 徳間書店

なかがわちひろ 文 コヨセ・ジュンジ 絵 

 

 

はがぬけたらどうするの?

『はがぬけたらどうするの?』 

セルビー・ビーラー 文 ブライアン・カラス 絵 こだまともこ 訳

 

ついに!!!長男の歯が抜けました。

 

下の歯に隙間が空いてるーーー!!と思ったらだんだん下の前歯2本がグラグラしてきて、そのうちになんだかもうグラングランしてきて…ついに!預かりでおやつを食べている時に初めて歯が抜けたのだそうです!パンパカパーン!

先生がジッパー付きの袋に歯の絵を描いて大切に渡してくださいました。なんて素敵!本当にありがとうございます。

 

 

さて、抜けた歯はどうするのか…!

彼はディズニープラスで観たパグパグアドベンチャー(アニメ)で仕入れた情報により、抜けた歯を枕元に置いておくと、妖精さんが歯を取りに来て、お菓子に替えてくれるのだと主張する。

…本当~?でもそれ、アメリカのアニメだからさぁ…日本に妖精さん来るかなぁ…と母はお茶を濁し、結局次の日になっても我が家には妖精は来ませんでした…SORRY…!

 

だって!日本人なら下の歯は屋根の上でしょう!!!!!!

 

ということで、この本を借りてみた!!!!

 

 

東京書籍の小学校1年生の国語の教科書にこの話を題材にした説明文が載っていて、絵本もクラスの子どもたちと読んだことがあった。

昨年度から教科書が改訂になったけど、今も載っているかな?

 

この本には、歯が抜けた時にまつわる世界中の様々な地域の風習が描かれている。筆者のセルビー・ビーラーさんは、この本のために何年もかけて世界中の風習を調査したのだという。わくわく!

アメリカ合衆国では、抜けた歯を枕の下に入れておくと、寝ている間に歯の妖精がやって来て抜けた歯の代わりにお金を置いていってくれる、と言い伝えられている。やっぱり妖精~!メキシコでは、妖精の代わりにエル・ラトンという魔法の国のネズミがやってくる。この「誰かがやって来て何かに替えてくれるパターン」は、ほかの国でも多く言い伝えられている模様。あとは、何かに埋める系、アクセサリーにする系、お日様やお月様に願う系、動物に食べさせる系!などなど…そしてやっぱり、屋根や地面に投げる系がアジアでは主流。面白かったのは、アフリカのベナンでも屋根と地面系の風習があるけれど、上の歯が抜けたら屋根の上に投げ、下の歯が抜けたら地面に埋める、ということ。アジア諸国とは向きが反対なんだね~!ドイツの「なんにもしませーん」も合理的なドイツっぽくて面白い。(ドイツだって何かする人もいるだろうけど)

 

私が子どもの頃は、下の歯は屋根に、上の歯は縁の下に投げたなぁ。そういえば幼馴染のおっさん(女子。あくまでもニックネーム)は、当時から妖精がコインを持って来る、と言っていた気がする。欧米だっ!

 

全てに共通することは、健やかな歯が生えてくるように、という願い。昔の寿命が短かったのは虫歯のせい、という考えもあるくらいだから、健康な歯が生えるということは本当に本当に命に関わる大事なことなんだよね。

もう二度と生え変わらない永久歯。成長とは、嬉しく、切ない!大事にしないとね。

 

 

 

さて長男の下の歯ですが…2本目は気付いたら無くなってた!!!

一緒におやつタイムしていた時だったので、飲んじゃった?って聞いたらすごく不安な顔をしてお腹がいたいかも…と言い出す。とても気にする子なので、そこはサラっと流して、どこかにぽろっと落ちたのかもよ~!もし見つけたら教えるね!と言ったけど…多分、飲みましたね!キャハ!

 

無事に健康な歯が生えてきますように!

 

 

みなさんは歯が抜けたとき、どうしていましたか?

 

『はがぬけたらどうするの?』 1999年

発行所 フレーベル館

文 セルビー・ビーラー

絵 ブライアン・カラス

訳 こだまともこ

 

 

きたかぜさま【こどものとも 2021年12月号】

『きたかぜさま』 星野なおこ 文 羽尻利門 絵

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こどものとも12月号!年の瀬もすぐそこなのね…!

 

 

表紙には、“たかたかすぎ”と呼ばれる大きな杉の御神木。

それを見上げる少年二人、「しょうた」と「ごろう」。

二人の住む村では、毎年12月1日に「きたかぜさま」のお祭りが行われ、来年1年生になる二人は、うちわを扇ぎながら村巡りの列の先頭を歩く大役を担う。

村の人々は、

 

「きたかぜさまじゃ、ありがたや。もっと もっと かぜ ふかせておくれ」

「うちの わるいもの みんな はらっとくれな」 (本文より)

 

とありがたがって村で取れた作物やお菓子をくれたり、みんなで集会所に集まってごちそうを囲んだり。

「きたかぜさまって ほんとうに いるのかな?」と、二人は集会所を抜け出してたかたかすぎのところまで走っていく。そこには、お供えされている山積みのりんごを次々とかじっている女の子がいて…

 

 

ページをめくればまさに、秋の色。そして、冬の色。風の吹く様子がダイナミックに描かれていて、見ているだけで冷たい風を感じるような気がしてしまう。

長男は、空を飛んで風を吹かせているシーンが心に残ったみたいで、後になってから「空って本当に飛べるのかな」と呟いていた。

 

“作者のことば”によれば、このお祭りはフィクションで、このお話自体は10年前に書かれたものだという。でも、なんだか、どうして、今の状況にぴったりのお話ではありませんか。

作者の星野なおこさんがお話しされているように、風、というものは、悪いものをみんな吹き飛ばして、心を晴れ晴れとさせてくれるものなのかもしれない。

 

この鬱々とした世を、スカーーッと通り抜けて、清めてくれる風が吹いたら。

 

冬はあんまり好きじゃない、と思っていたけれど、冷たい風のその潔さに、気付かせていただいた気がします。

 

 

 

昨日、窓を開け放って車を走らせていたら、目の前に秋の青くて広い空がワァァっと広がって、黄色い風が車内をくるくるっと駆け巡るような感覚が。

つい先日、長男と読んだ『きたかぜさま』を思い出して、帰ってくるなりパソコンの前に座ったのでした。

 

秋、一面。あまりにもキラキラとしているから、真正面に見える鉄塔がエッフェル塔に見えたんだよ。本当だよ。

 

月刊予約絵本「こどものとも

『きたかぜさま』 2021年12月号(通巻789号)

発行所 福音館書店

星野なおこ 文 

羽尻利門 絵