絵本ライブラリー 読む、残す、思い出す

2020.4.1スタート。元小学校教諭,児童発達支援スタッフ,年長&0歳兄弟育児中の筆者が,読み聞かせをした絵本を中心に書籍の記録・紹介を行っています。自分と、子どもたちと、本との軌跡を確かめたい。筆者の肌感覚によるカテゴライズもしております。

ひみつのカレーライス

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『ひみつのカレーライス』 井上荒野 作 田中清代 絵

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カレーライスが大好きなフミオと、おとうさん、おかあさん。

今日も美味しいカレーを頬張っていると、

 

“かりっ。”

 

と口の中から音がした。

出てきたのは、小さな鍋の形をした小さな黒い粒。

お父さんが書斎の分厚い本で調べると、それはなんと、世にも珍しいカレーの種で…

 

 

 

これは、最後に働いていた学校で司書の先生が教えてくれた本。クラスの子たちも大好きで、私がじゃーん!と見せると、これ知ってる~!と言いながらも読んで読んで!と喜んでいました。リピーターになっちゃうよねぇ~!久しぶりに読みたくなって図書館で借りてみた!やっぱり面白かった~!

 

 

このお話、いつの時代設定なのだろう。

お父さんとお母さんは和服、フミオは洋服。

サザエさん世界線

 

デッカイじょうろに、おかしな呪文。いろいろツッコミどころ満載なのに、いかにも真面目そうに淡々と描いているから、なんかもう、それがまたおかしくってニヤニヤ、クスクスしてしまう。

 

ギターケースを背負った通行人がいたり、お父さんの書斎に楽器が吊るしてあったりするのも、音楽好きには嬉しい。背景の細かな描写も愉しいです。

 

みんな大好き・カレーライス!最後の方は、もう、カレーの匂いが漂ってきそう…給食前(特にカレーの日)に読んだらヨダレ出ちゃうかも。

 

 

 

長男がとっても気に入って何度も何度も読んでいて、「この本ってお店にもあるの?ぼくも欲しいなぁ」と呟いていたよ。むふふふ…もしかしたらサンタさんがプレゼントと一緒に届けてくれるかも…!?

 

あっという間に12月ですね。

 

『ひみつのカレーライス』 2009年

発行所 アリス館

著者 井上荒野・田中清代