『なつのおと みつけた』 さく・え/みやじまみほこ ぶん/たにいくお
セミの鳴き声、入道雲に飛び込んでいく飛行機、シュワシュワの瓶ラムネ、夏の空…
夏の日常にある、たくさんの「音」たちが、切り取られ、つながっている。
これは、読み聞かせ、というよりは、眺めて、広げて、感じて、味わう絵本かもしれない。
一人で、しーんと、味わってもいい。
親子で、いろんな話をしながら、深めていってもいい。私も、息子といろんな話をしながら読みました。すいか割り、したことなかったね。一緒に、やってみたいね。
空、雲、海、砂浜、雨、ガラス瓶。
夏の風景には、水彩絵の具がよく似合うなぁと、まじまじと見てしまいます。
夏ってさ、なんだか独特のにおい、独特のアンニュイさがあるよね。そう、アンニュイ。そんな感じ。
流れ星のページで、星の軌跡をなぞりながら、ここにお友達がたくさんいるよ、どらやきも乗ってる、と言うボク。
…七夕、ひきずってますね。
『なつのおと みつけた』 2020年
発行所 みらいパブリッシング
さく・え みやじまみほこ ぶん・たにいくお
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