『きんぎょが にげた』 五味太郎・作
大好き!!
何年か前に『きんぎょがにげた』の切手シートが発売されたとき、すーごく可愛くて買ったんだけど、すーごく可愛くて使えないの。笑
五味太郎さんの絵と言葉って、どうしてこんなに魅力的なのでしょう。
『きんぎょがにげた』は、ザ・絵探し絵本である。
金魚鉢から金魚が逃げて、お家の中にかくれんぼ。探しても探しても、また逃げて…
家の中で金魚が逃げまくるってどうなの、
ねぇ、呼吸どうすんの、
とか、そういうのを飛び越えて、
きんぎょが、言葉が、目に飛び込んで来る色や質感の全てが、魅力的すぎる。
鏡台のページは難問だよね。大人になって読んだ時に、ああ、ここがこうなってるからこれが本体か…と、意味を理解したもの。
でも、子どもの頃は、絵探しの絵本、という感覚じゃなくて『きんぎょがにげた』っていう本のジャンル!という感じだった。
そのくらい、なんだか特別な魅力を、感じていたんだよなぁ~。
本当にどのページもことごとく、イイですね。
息子ももちろん好きだけど、わたしが、好き。大好き。
テッパン。
『きんぎょがにげた』 1977年
発行所 福音館書店
五味太郎 作
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グラニフ!女児に着せたい。大人のもあるのがいいよね。
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