『がたん ごとん がたん ごとん』 安西水丸さく
“がたん ごとん がたん ごとん”と走る汽車。
「のせてくださーい」と待っていたのは、ミルクの入った哺乳瓶。次の駅ではコップとスプーン、その次の駅ではりんごとバナナ。その次の駅ではねことねずみが待っていて…
言葉も絵もストーリーも、とってもシンプルな絵本。ベイビーにもぴったり、にっこり。
長男が赤ちゃんの時にプレゼントでいただいて何度も何度も読みましたが、次男もやはり何度も何度も読んでいます。絵本というエンターテインメント、コスパ良すぎるぜ!感謝!般若!
あっという間に4月末に2歳になる次男は、かなりおしゃべりが達者になってきて、物の名前もいろいろ覚えてきたし、周りの人が話した言葉を真似して言うことも増えてきたし、歌も歌えるようになってきたし、昨日は「ママ、おぁぇり~♡(ママ、おかえり~)」なんて言ってくれちゃってびっくり&嬉しかったんだけど、なぜか未だにママとパパの区別がついてない彼…そうよ、私がママよ!イグザクトリィーー!!!でもまた今朝私のこと「パパ!!!」って呼んでたな。早く覚えてね(はぁと♡)
最近は兄貴同様鉄分多めに育っていて(説明するのは野暮ですが鉄道の鉄です)、「でんしゃ!!!!!!!」の勢いが半端ねぇ。「かっこいいよ~!!!!!」と推しへの愛が止まらない。(最近の推しは、こまちとドクターイエロー)
私の言葉を反復しながら一緒に読んでくれる君…まさに絵本のゴールデンエイジやね。全然新規開拓できてないけど、言葉の世界を繰り返し繰り返し、楽しんでくれているみたいです。
この絵本、顔が、色が、何とも素朴でかわいいんだよねぇ~。そして、なんかシュールなのも良い。
身近な道具、食べ物、生き物。
最後まで読んで裏表紙を閉じると、汽車のシーンは、最後に出てくる女の子の遊びの世界を描いていたのかなぁ、と、思う。こどもの、こどもによる、こどものための、せかい。
最後にねことねずみが来るところでは、客車?荷台?は、もういっぱいなのにどうするんだろう…とドキドキするんだけれど、そこに乗るんかーーい!というツッコミとともに汽車の優しさを知るわけですね。もはやインドですね。これは。
人気絵本だけあって、グッズも売ってて嬉しい♡
絵本と一緒にプレゼントするのも楽しいよっ
こちら、1987年発刊だったのですね!
…同い年やないかい♡
私の歌に長男を想って書いた汽車の歌があって、絵本を手に取った長男が何気なく口ずさんでくれて嬉しかったです。ありがとうね。
さて、またしても久々になってしまいましたが、どうにかこうにか元気にやってます。
みんなも元気?
どうか元気でありますように。元気がモリモリ湧いてきますように。
またね!!!
『がたん ごとん がたん ごとん』 1987年
発行所 福音館書店
安西水丸 さく