「ねずみくんのチョッキ展」に行ってきました!!
現在、宮城会場の石ノ森萬画館(宮城県石巻市)にて開催されています。
今回の展示は宮城会場がラストのようです…!貴重っっっ!
『ねずみくんのチョッキ』は、言わずと知れた、子どもから大人までを虜にする大ベストセラーシリーズの第1作。
会場内には、原画とお話、それにまつわるエピソード、展示品もいろいろ。上野紀子さんとなかえよしをさんの御夫婦タッグによる素敵な絵本の世界が広がっておりました。
原画もね、すーーごく素敵なの!
ねずみくんの絵って、鉛筆で描かれているのね。使う芯の柔らかさは、9H~9Bまで!9って!!!見たことないZE。触ってみたい。
そして、あの素敵な赤いチョッキの色は、後から着色しているんだって。
だからこその、あの発色。効いてるよね~。
そんなわけで、原画には色はついていないのだ。
シンプルだけど、いろいろテクニカル。
フォトスポットもいろいろあったよ!かわいいーーー
そして、今回の長男(と私)の一番のお楽しみは、こちら!!!
ねずみくんのスタンプ-!!!
こちらの絵本が館内を巡るスタンプラリー台紙になっていて、スタンプを押しながらお話を進めていく仕様になっているの!!!
兄さん、ペタッとな
しかも、こちらの『ねずみくんのスタンプ』(¥550)を購入すると、未就学のお子様はこんなにかわいいねずみくんのチョッキと耳がもらえるのだぁ~!!
ねずみくんのチョッキって書いてある!
未就学児(次男・1歳7ヵ月・いろいろデカめ)が身に着けるとこんな感じになります。
(チョッキは嫌がって着てくれませんでした。何なら耳も最初嫌がってたよな。付けてくれてありがとう。)
とにかくイヤイヤ期に足突っ込んでる次男と一緒だったので、ゆっくりじっくり味わうな~んてのとは程遠いひとときでしたが、彼もたくさん指さしながら楽しんでいたし、長男はぴょんぴょん跳ねながら楽しんで見ていたし、家族で観られて嬉しかったなぁ。
ねずみくんシリーズの始まりは、『Elephant Buttons』(ぞうのボタン)という共作絵本が元になっているのだそう。
象のお腹にボタンがついていて、それを外すと中から動物が出てきて…最後にはねずみが登場。そのねずみくんが主人公となって、『ねずみくんのチョッキ』という作品が創られたのだそうです。
当時、『ねずみくんのチョッキ』の、たっぷりの余白の中に小さなねずみが描かれているその構図は斬新なものであったのだそう。確かに、とってもスタイリッシュ。そして、登場人物が際立つ。余白は何よりのスポットライト。余白って、大事なんだな。
2019年に上野紀子さんが亡くなった後も、お二人の世界はまだまだ続く…その後のなかえさんの制作の様子や、お二人の素敵なエピソードも展示してありました。
☟2020年に発行された『ねずみくんはめいたんてい』。上野さん亡き後、どうやって制作されたかというと…
最新作は、2021年発行の『ねずみくんのピッピッピクニック』だそう。読みたいなぁ。
石ノ森萬画館内の映像ホールでは『ねずみくんのチョッキ』の読み聞かせムービーも同時上映されていて、そちらも観てきました~!その時のメイン映像が、石ノ森章太郎さんの『ジュン』というお話を原作に東日本大震災のことを交えて再編成したアニメーションだったのだけれど、絵も、動きも、音楽も、とっても素晴らしかった…これを観られてよかったな。
その他にもアクティビティやレストランとのコラボメニューもあったよ!
我が家もプラバンを作ったり、
☝長男作。めんこい!
☝夫作。絵のサンプルにねずみくんが仮面ライダーポーズしてるのがあった!粋だねぇ…!そしてパパ上手やな!
グッズを買ったりして、
とっても胸が満たされたひとときでした。
あ~、幸せだったなぁ。
みなさんも、ぜひ石巻へ!
そして、なかえさんと上野さんによる『ねずみくんのチョッキ』の愛の世界に飛び込んでみてね。