絵本ライブラリー 読む、残す、思い出す

2020.4.1スタート。元小学校教諭,小3&3歳兄弟育児中の筆者が,読み聞かせをした絵本を中心に書籍の記録・紹介を行っています。自分と、子どもたちと、本との軌跡を記しておきたい。筆者の肌感覚によるカテゴライズもしております。昔の記事も振り返って楽しんでもらえるブログを目指したい。

やさいのおなか

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『やさいのおなか』 きうち かつ さく・え

 

「これ なあに」 (本文より)

 

バーンと描かれているのは野菜の断面のシルエット。

ネギ、レンコン、ピーマン、タケノコ…いろんな野菜の断面、言わば、いろんな野菜の“おなか”の絵を見て、何の野菜か考えながら読み進めていく。

 

 

文字は少なく読みやすいけれど、何の野菜かを当てるのは意外と難しい。

長男の小学校1年生の国語の教科書(東京書籍)におすすめの図書として載っていたのだが、彼も「え~!〇〇かよ!」とか言いながら楽しんで読んでました。

キュウリの切り口とかさ、頻繁に見ているような気もするけど、肉眼ではうっすらとしか模様が見えないから、ばばーんと黒い線で描かれているのを見ると、こんな模様なのかぁ~と改めて驚いたりします。

そして、長男氏、「ネギと玉ねぎは仲間だからおなかの絵が似てるのかぁ~!」と、野菜の仲間の特徴についても気付いたみたいです。はなまる!

野菜の名前を知ることができるのもいいよね。

 

次男は今、言葉の習得シーズン真っ只中で、なんでもまねっこして言うので、

 

ママ「ねぎ」

次男『えに』

 

ママ「かぼちゃ」

次男『ちゃ』

 

みたいな感じで楽しい。

この時期にたくさん素敵な言葉や表現に触れさせていけたら理想だよなぁ…

早速師走の波に飲まれていますが、素敵な絵本に出会わせていきたいな。

 

兄さんも嬉しそうに弟に読み聞かせしてました!

1歳と7歳が一緒に楽しめる絵本です。

 

12月も元気に行くぞー!!!

 

『やさいのおなか』 1997年

発行所 福音館書店

きうち かつ 作・絵