『しましまぐるぐる』 え・かしわらあきお
次男、絵本デビュー!!!
2ヶ月過ぎまで、寝てる時と飲んでる時と抱っこしている時以外、永遠のグズグズだった次男。2ヶ月過ぎた途端に少し置かせてくれるようになり、だんだん若干の意志疎通ができるようになり(本当かよ)…初めて絵本を試してみたのも2ヶ月の頃だった。
お試しで送られてきたベネッセの絵本(抜粋)を読んでみたら…おおお、見てる!!!
すげー、と思いながら、月日は流れ…
お盆休みに家の掃除を頑張っていた時に、長男が赤ちゃんの時にいただいて、よく読んでいた『しましまぐるぐる』を発掘!(ちゃんと整理しておきましょう!かはっ)
晴れて、3ヶ月にして正式に絵本デビューを果たしたのでした!!!ぱんぱかぱーん!!
「しましましま こんにちは
ぐるぐるぐる こんにちは」(本文より)
この絵本には、しましま(縞模様)とぐるぐる(渦巻き模様)が交互に出てきて、お顔がついていたり、動物や食べ物が出てきたりするので、赤ちゃんとコミュニケーションを取りながら楽しく読めるようになっている。
巻末の”おうちのかたへ”には、
「黒、白、赤といったコントラストの強い配色の線や形、目や口がある「顔」の絵は、生後6か月くらいまでの赤ちゃんでも注目することが知られています。」…
と書かれているのだけれど、確かに、すごいコントラスト!
そして、次男に見せてみると、本当に不思議なほど、よく見るのです。
特に次男は寂しがりなのか、お顔が見えないと不機嫌にジタバタ騒いで、顔を覗きにいくとニヤーっと喜ぶ、というタイプの人なので、彼にとっては「見る」ことが、すーごく面白いことなのかもしれない。
目を見開いて「ほぉぉ~~っ」と見つめる姿がとてもかわいいです。でへ。
今は見るだけでも刺激十分な感じだけど、少しずつ言葉を補ったり、指をさして物の名前や色を教えたりすることもできるようになっていくよねん。
長男が読み聞かせをしてくれて、他の絵本も読んでいたけど、今の段階では圧倒的に『しましまぐるぐる』への食いつきがナンバーワン。赤ちゃんの世界って、どうなっているんだろう。本当に不思議。
グズグズ次男の相手に読み聞かせをお願いすると、少し誇らしげに「あれ、アリさんがのぼってきたよ!〇〇くん、アリさん見つけた?」なーんてアドリブ入れながら読んでくれる兄さん。
…きゅーん。
ああ。兄さん、なんだか何でもできる気がしてついつい冷たく当たってゴメンヨ。
だいすきだよ。
どうもありがとう!
『いっしょにあそぼ しましまぐるぐる』 2009年
発行所 学研教育出版
絵:柏原晃夫(かっしー)