『しろくまちゃんのほっとけーき』 わかやま けん
ザ・ベイビーズ&キッズ、トリコ間違いなし!大人もね♡
とにかく、かわいい♡
息子が赤ちゃんの時も読んだなぁ~!久しぶりに開きました。
しろくまちゃんはお母さんとホットケーキを作る。
材料を混ぜて…ホットケーキを焼くよ。
ほかほかできたてのホットケーキをこぐまちゃんと一緒にいただきます。
一生懸命ホットケーキを作るしろくまちゃんがかわいい。きゅん!
そして、やっぱり、なんと言ってもホットケーキの焼けるページがたまらなすぎる~!何回見ても、いいなぁ。
だんだん生地が焼けていく様子も、添えられたオノマトペも…
ぽたあん、って!
ふくふく!
くんくん!
ああ!香ってくる!!
お料理って、なんて魅力的なんだろう。
特に、ホットケーキを焼く、って、素晴らしく嬉しい。なんでだろ。なんだか、とにかく嬉しくなっちゃう。息子も大好き!
まず、簡単。そして、焼く工程がドラマチック!ぷつぷつしたり、ひっくり返したり。そして、おいしい。やっぱりホットケーキ、無敵!親子で虜!オヤコDEトリコ!
表紙にはわかやまけんさんのお名前だけ書いてあるけれど、よく見ると、著者のところには、3名のお名前が。
ちょいと(ウィキペディアで)調べたところによると、“こぐまちゃんシリーズ”は、お名前の載っている3名とこぐま社の代表の佐藤栄和さんの4名で、企画段階から共同で作った絵本らしい。森比佐志さんのお名前も!『はらぺこあおむし』の訳者、『くまさぶろう』の作者さんですね。
ずいぶん前のことだけれど、大変失礼なことに、このシリーズは、ミッフィーちゃんのディック・ブルーナの作品だと思っていた。息子と初めて読んだときに、作者の名前を見て、に、日本人じゃん!と思ったのであります。ごめんなさい、若山憲さん!でも、ディックブルーナを思わせる、ビビットな色遣いも、表情も、円や直線を組み合わせたような作画のテイストも、今から50年前の日本ではセンセーショナルだったのかも。何より、今見たって、美しい。数年前のグラニフのコラボTシャツもかわいかったっ!
ホットケーキミックスの品薄…いつまで続くのかな。
そんな時代もあったね、と、いつか笑える日がくる、といいな。
『しろくまちゃんのほっとけーき』 1972年
発行所 こぐま社
著者 森 比佐志
わだよしおみ
若山 憲