不思議で楽しい絵。
さかさまにすると…まさか!ぜ~んぜん違う、人物!世界!
びっくり仰天の逆さ絵が、山ほど、山ほど、出てきます。
「まさかさかさま」…タイトルまでさかさま可!
逆さ絵って、逆さまのままでも、ひっくり返した絵を予想できる簡単なものもあるけれど、これは、本当によくできている~!全然予想ができない。
ひっくり返してびっくり。およよよよ!
すーーげーーー!!!!脳みそ混乱。
息子も「え~!おじさんかよぉ~!」とか言いながらぐるぐるやって不思議そうにしてました。
後ろの著者紹介のところで
「※本書に掲載の作品(一部)はからくりミュージアム(東京・渋谷)に収蔵されている。」と書かれていました。
伊藤文人さん、トリックアートの世界でご活躍されている方なのね。
そういえば中学時代の修学旅行で、「渋谷に行きたい」という理由だけで、渋谷のこじんまりとしたトリックアートのミュージアム的な所を自主研修場所に設定して行った記憶があるんだけど、今、調べてみたら、もしかしてその“からくりミュージアム”だったのかも…!?2006年8月に閉館して、お台場の施設と統合したのだそう。
もしそうだったら、私もその作品、目の前で見たのかなぁ?
さて、話は変わりますが、わたくし、かつて中学時代に「まさかマッカーサーまっさかさま」という早口言葉を編み出したのですが、とても言いやすくて早口言葉になりませんでした。でも、今、3回続けて言ってみたらちょっと呂律回らなかった。難易度上がった。年のせい。
よかったら挑戦してください。かつての私が、喜びます。報われます。
『まさかさかさま』 2000年
発行所 新風舎
著者 伊藤文人