『バムとケロのにちようび』 島田 ゆか
図書館に、バムケロ、あったどー!わーーい!!!
前に読んだ『バムとケロのそらのたび』はこちら☟
同じく島田ゆかさんの『ぶーちゃんとおにいちゃん』はこちら☟
バムケロシリーズ第1作!
サッカーも砂遊びもできない、雨の日曜日。仕方がないから家で本を読むことにした。
本を読むにはお部屋をきれいにしないとね!
バムはお家をピカピカにしておやつを作ろうと思うのだけれど…
ケロちゃんファンの息子は、ケロちゃんの一挙一動に大喜び。ケロちゃん型のドーナツに大盛り上がり。なんだかママもケロちゃんが一層愛しくなってきたぞ!本っっ当にかわいい。雨の日曜日。今のシーズンにもぴったりかも。
図書館で借りた『バムとケロのにちようび』は、とにかく、クタクタになってて、破れたり剝がれたり、た~くさん修復した跡があって…い~っぱい、いっぱい、いろんなキッズが読んできたんだなぁ、ということが分かる。こんなにも愛されて、こんなにも長く、多く、読んでもらえるって、本も幸せだろうなぁと、思いました。大事に読もう!
そしてコレ、初版本、かも!1994年9月28日初版発行、としか書かれていないから…それ、そういうこと!?
島田ゆかさんのプロフィールも、とてもシンプル。
こんなにも大ヒットする未来をまだ知らない、青白い炎の一冊!…いや、わからんけど!素晴らしき未来へ繋がるエネルギーがい~っぱい詰まっているような気がして、なんだか勝手にグッときちゃった。
『バムケロのそらのたび』と比べると、色の付き方や絵のタッチがなんとなく違う気がする。美術の技法とか技術とか全く分からないんだけども、“にちようび”の方が手作業感が強い感じがする。
そして、やっぱり、とっても丁寧で、ユーモアが、愛が、たっぷりの絵本でした。最高!
さぁ、今日も素敵な日曜日を!
あなたも、わたしも。
『バムとケロのにちようび』 1994年
発行所 文溪堂
島田 ゆか 作/絵