『はらぺこサンタのクリスマス』 はらぺこめがね
「クリスマスイブの日
サンタクロースはおおあわて。
いそいでプレゼントをつめて
はらぺこのまま飛びだした
サンタクロースが見たものは…?」(そで より)
子どもたちのために必死で準備をしてくれたサンタさん。出発ギリギリまで作業をして、ご飯を食べる間もなく出発しちゃった…というところがもう既に泣けるのは日々の仕事と育児による欲求不満に恨みを持っている証拠だと思うんだけどそんなことここではどうでもいいんだけどだったら書くなよって思うんだけどそれでも書いちゃうのが私の図々しいところなんだけどいやもうモジャモジャ言ってないでさっさと続き書けよって思うと思うんだけどなんだかこのままもっと拗らせてみたい気持ちになっちゃってるけどそろそろいい加減にしろよって思われてるかもしれないしもう既に読むのやめた人もいるかもしれないから泣く泣く続き書くんだけど、とにかくサンタさんは、はらぺこで出発しちゃったんです!!!
お腹がペコペコのサンタさんには、雪山がシュトーレンに、湖がコンソメスープに、窓の明かりがミートローフに見えてしまう。はらぺこサンタは、無事にプレゼントを渡して、ご馳走の待つお家へ帰ることができるのでしょうか…
いや~、もう。はらぺこめがねさんの絵本は、本当に食べ物がおいしそうなのだ。
写実だけでは表せない、見ている人を興奮させ、ヨダレを垂らしちゃうような魔力があると思う。2歳と読んでいても、2人で何度「おいしそうねぇ~~!!」と叫んだことか。
クリスマスのご馳走を味わったような気持ちになれるのもとっても素敵。
夢があって、笑えて、穏やかで、寝る前にぴったりの絵本だと思うんだけど、お腹空いちゃうね!きっと!!HAHAHA!いや、HOHOHO!!
美味しい夢が見られそうな、楽しいクリスマス絵本です。
クリスマスシーズンの読み聞かせにも、おすすめ♡
『はらぺこサンタのクリスマス』 2021年
発行所 株式会社ほるぷ出版
作 はらぺこめがね
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