『エルマーのぼうけん』
ルース・スタイルス・ガネット さく ルース・クリスマン・ガネット え わたなべ しげお やく
ずっと前から息子と読んでみたかった『エルマーのぼうけん』。
まだ絵本の方が好きな長男。少しずつ長めのお話も楽しんでほしいけれど、出会い方によっては敬遠しちゃうかなぁと思っていたところ、仙台市の夏休みの宿題ドリルに1年生の夏休みのおすすめ本として『エルマーのぼうけん』が紹介されているのを発見!
早速図書館で借りてきて、
「ねぇねぇ、これ、1年生におすすめの本なんだって!見て見て~、〇〇先生(息子の大好きな大好きな担任の先生)のくれた宿題にも載ってたんだよ~!」
と誘うと、目をキラキラさせて、「読みたい!!!」という!(…チョロい!)
こうして一緒にエルマーを読み始めることになったのでした…嬉しい。仙台市小学校教育研究会さん、〇〇先生、ありがとう…!
主人公の少年エルマーは、ある日、年取った野良猫に出会い、お世話をするうちにかつての旅行話を聞くことになる。野良猫が昔出会ったかわいそうな竜を助けて、背中に乗せてもらうことにしたエルマーは、リュックサックに荷物を詰め込んで、一人冒険の旅に出る…!
とりあえず1周目は読み聞かせ方式で読んでみているのだけれど、面白いね…!つい、読み手にも力が入る。もうずいぶん昔に書かれたお話なのに、ワクワクドキドキが止まらないって、本当にすごいなぁと思う。息子も、今日も眠そうにしてたから、ここまでにしようか、と言ったのだけれど、もう1節、もう1節、と、挿絵も覗き込みながら嬉しそうに聞いていました。(その後、すっと寝落ち…どんな夢を見てるんだろな。)
リュックサックの中身が、素敵に役立っていくのがまたいいよねぇ。
読み聞かせでお話の世界がイメージできたら、一人でも読み返したり、次のシリーズを手に取ってくれたりしたら嬉しいなぁ。
お話の挿絵を描いているのは、なんと作者の義理のお母さまなのだそう。挿絵って、お互いのリスペクトがないと成立しないような気がするから…お義母さんと作品を作れるって、とっても素敵なことだなぁと思う。
さて、息子とこのお話を読みたかったのにはまた別の理由があって。
私の音楽デュオtiptopの相方・舞ちゃんの『僕の子守唄』という歌に、
♪地図は絵本 誰にだって会えるんだ
ワニをつなげて川を渡ったら 竜の背に乗って帰ってこよう
という、エルマーのぼうけんをモチーフにした歌詞が1節あって。
長男には、赤ちゃんの頃から毎日毎日この歌を歌ってきたから、ぜひ、ちゃんと楽しめる年齢になったら、一緒に読みたいなぁ、って、ずっとずっと思っていたの。
こうして大きくなって一緒にお話を楽しめること、とっても感慨深く、嬉しく思います。ワニだー!竜だぁーー!!舞さん、ありがとう。
そして…舞さんエピソードに乗っかってちょっとだけ宣伝!!
この度、とあるご縁からDate fm(FM仙台)のラジオに出演しまして。
MUSICA NOVAという番組で、私たちtiptop(ティップトップ)のことをご紹介いただきました。お恥ずかしながら、私、おしゃべりしております!7月25日(月)の放送でしたが、ラジオアプリradiko(ラジコ)でも1週間後までタイムフリーで聴くことができます。条件が合えば県外からも聴くことができますので、よかったら聴いてみてね。
tiptop、インスタもやっておりますので、よかったらフォローしてください!
@tiptop_tiptap
いぎなし、超宣伝ね!笑
今後とも、ブログも、よかったら音楽も、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今日はエルマーがライオンのたてがみをリボンで結んだところでおしまい。明日はエンディングまで辿り着くかな?
『エルマーのぼうけん』 1963年
発行所 福音館書店
ルース・スタイルス・ガネット 作
ルース・クリスマン・ガネット 絵
渡辺茂男 訳