『オーケストラ 世界の町で 楽団員を さがそう!』 さく・え クロエ・プラルノ やく うちださやこ
図書館にて、長男に迷路や絵探しの本を借りようかなぁ~と思ってその辺りのコーナーを見に行ったら、めちゃきゅんきゅんする本を見つけた!!!
「みんなバカンスに行ってしまったって!?」
「コンサートまで1週間しかないぞ。はやく、楽団員をさがしにいこう!」 (本文より)
こう話しているのは、オーケストラのマエストロとアシスタント。
アイスランド、日本、ポルトガル、ロシア、フランス、ギリシャ、トルコ、エジプト、イタリア、ブラジル、コートジボワール…各国のいろんな都市に旅に出てしまったオーケストラの団員たちを、彼らから届いた手紙をヒントに探していく。
『せかいじゅうから たっくさん!』
とか、『MAPS』みたいな雰囲気に、ウォーリーを探せ要素をプラスした感じね!まるで世界旅行~!!
オーケストラの楽器にも触れられるから、長男と楽器の名前を確認しながら読み進めるのが楽しかったっ!!
東京のページのカオスさはなかなかのもの。あれですね、監修してくれ!と突っ込まざるを得ないぶっ飛んだ日本語の看板の数々。ぜひこの本を手に取ったらその辺りも注目して読んでみてほしい。おもろいです。笑
ネットフリックスの“ミッドナイトアジア”っていう番組が面白くて、東京の回を観て、世界におけるジャパン、トーキョーのイメージって、こんな感じなんだな~と思ったりしたんだけど、外国(特に欧米)から見た東京の街というのは、やはりどこかオリエンタルでカオスでユニークな印象なんだね~。きっと。
最後のページのコンサートに、世界中の各都市からお客さんが聴きに来ているのもとても素敵。世界はひとつ。ひとつなんだよー。
長男は太鼓から足が生えてる人?が気に入って、めちゃ笑ってました!あと、イタリアのシンバルさんね!!
こういう本、好き~!楽しかったぁ~!
『オーケストラ 世界の町で 楽団員を さがそう!』 2018年
発行所 KTC中央出版
作者 クロエ・プラルノ