『まじょのルマニオさん』 谷口智則
「まじょの ルマニオさんは いつもひとり。
いっぽんの まほうのつえだけが、ルマニオさんの ともだちでした。」 (本文より)
垂れ下がった耳、赤い鷲鼻、三日月のようにしゃくれた顎。黒づくめの衣装に映える、赤いとんがり靴。
ひとりぼっちの魔女のルマニオさんは、たった一人(一本?)の友達の魔法の杖と暮らしていた。
“ルマニオ ルマニオ キーホ キーホ”と唱えれば、杖は空飛ぶほうきに、
“ルマニオ ルマニオ エーフ エーフ”と唱えれば、杖は魔法の笛に…。
ところがある日、ルマニオさんは、けがをした小鳥に出会う。今までずっと一人だったルマニオさんはどうしたらよいか分からず、なぜか魔法も失敗ばかり…ついにルマニオさんは魔法の杖を放り投げてしまって…
ルマニオさんのお顔がポップというか、ファンシーというか…そういう画風ではあるのだけれど、ほっこりする素敵なストーリーで、読み聞かせにもぴったりな1冊でした!
キーホキーホ→ほうき、の法則で、魔法の呪文で何が起こるかをみんなで予想しながら読むのも面白そう♡
絵本をパタンと閉じて裏表紙を見ると、魔法の杖の玉がりんごになっているのに気付いた長男。絵本を読み返して、〇〇のシーンからりんごになってたよ!!と教えてくれました。そういう小さな気付きも楽しいよね!!
月末にはハロウィーン。
あっという間の10月です。
3か月後は2023年ですって…!?
長い長いと思っていた未来の今日が、あっという間に過ぎ去ってしまう。
今週末ももう半分過ぎようとしているんですか…!!!
わたくし祝日もお仕事になってしまったもんで、今週末ももう、もはやカウントダウンですね。切ないですね。
まぁ、やるしかねぇから楽しんでやったろうと思います。
みんな3連休楽しんでね!秋休みのある人たちは秋休みも楽しんでね!!
お仕事のみなさんありがとうね!頑張ろうね!私も頑張るね~!!
『まじょのルマニオさん』 2015年
発行所 文溪堂
作・絵 谷口智則