絵本ライブラリー 読む、残す、思い出す

2020.4.1スタート。元小学校教諭,小3&3歳兄弟育児中の筆者が,読み聞かせをした絵本を中心に書籍の記録・紹介を行っています。自分と、子どもたちと、本との軌跡を記しておきたい。筆者の肌感覚によるカテゴライズもしております。昔の記事も振り返って楽しんでもらえるブログを目指したい。

きのこのこ【こどものとも0.1.2. 2021年10月号】

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『きのこのこ』 得田之久 文 ザ・キャビンカンパニー 絵

 

ちょっと前ですが、次男の教育費のために積み立て投信を始めました。

某ファンドでは、当時口座開設キャンペーンをしていて、いくつか選択肢のあるなか、赤ちゃん向け絵本の「こどものとも0.1.2.」の半年間購読、という特典があったので、迷わずこちらをセレクト。

10月号から届いたよ!ふぉぉ~!バタバタしてて忘れてたよ~~!棚から牡丹餅。秋だからおはぎかな。

募金とかもあったりして、特典のセンスがいいなぁと思いました。素敵。

 

 

さて!記念すべき、初めて届いた10月号は『きのこのこ』――――!!

 

 

「とっとこ とことこ きのこのこ

どこ いくの?」 (本文より)

 

 

4人?4匹?4個?のきのこたちが、助け合い、仲良く歩いていく。

楽しいリズム、優しい言葉。

耳に心地よい文章で、無意識にマザリーズ発揮しちゃう。(いわゆるお母さん特有の少し高い声を、マザリーズというらしいよ。お母さんに限らず、赤ちゃんを前にすると自然と声のトーンが高く、明るく、丸くなっちゃうものだが、アレよ。アレ。老若男女問わず、他の国でもそうなんだって。不思議だよな。)

 

絵は結構攻めてる。サイケデリック。よく見ると目とかイっちゃってる。でも、なんか癖になる。最後のページは完全にパーティーしてるね!私はひょろひょろの白くて長いきのこが好き。絵を描いているザ・キャビンカンパニーは二人組のユニットで、大分県の廃校をアトリエにして様々な作品を生み出しているのだそう。

 

文を書いている得田さんは、『くろねこさん、しろねこさん』の方でした!

bg8qp.hatenablog.jp

 

言葉が易しいので、兄さんが進んで読み聞かせしてくれていたよ。ああ、愛しい。

 

お兄ちゃんの「こどものとも」との大きな違いは、触って納得。赤ちゃん向けだから、分厚い装丁になっている。

舐めてOK、引っ張ってOK、おててが使えるようになれば自分でもめくりやすい。いいね、いいね!

まだまだ今は、みーてーるーだーけーーーー(懐かしいな)なベイビー様ですが、0歳~2歳という年代は、とんでもなく目覚ましい成長をしていく時期。毎月、どんどん絵本と関われるようになっていく変化も楽しめそうだなぁと思いました。

 

こちらにも折り込み付録の”絵本の楽しみ”が入っていて、年長さんバージョンと読み比べながら読むのがまた楽しかったです。

 

そんなわけで!我が家には毎月2冊の絵本が届くことになった!うっひょ~!本当に、嬉しいです。ありがとう。

 

実は既に11月号も届いてるっ!

11月号、どっちも面白かったよ~!こちらもまた書き留めていきたいと思います。

 

月刊予約絵本「こどものとも0.1.2.」

『きのこのこ』 2021年10月号(通巻319号)

発行所 福音館書店

得田之久 文 ザ・キャビンカンパニー 絵