『ばばばあちゃんのおもちつき』 さとう わきこ・作 佐々木 志乃・協力
寒~い冬は、お餅パーティー!!!
あっという間に1月も終わり。
今年は喪中ということもあって、飽きるほどお餅を食べる、ということはなかったけれど、やはり冬になるとお餅が食べたくなるものです。
…お餅ってさ、時間をかけたくない朝食にも結構活躍してくれるのよね!イマドキの個包装の切り餅は常温でも保存がきくので、パン買ってない!とか、ごはん足りない!とかいう朝にも、お餅を焼いたりチンしたりして、何も無い朝を喰いつなぐことができる!!!あとは、何もない休日のお昼とか、夜のお鍋のシメとか…結局3食使えるね!笑
息子もやっと上手にお餅が食べられるようになってきたので、今後ますます活躍してくれるかも~。誤飲には十分注意しながら、おいしく、お手軽に、今後ともよろしくね!お餅様!
さてさて、表紙をめくれば、ばばばあちゃんがだるまストーブの上に網を乗せて、お餅を焼こうとしているではないか!そもそも、ダクトの付いただるまストーブなんて、イマドキはどこにもないから、まず息子に「これ何だと思う?」というクイズ&解説から始まる。
「こんな さむい ひは、 ストーブの まえで おいしいもの たべて、
ほんを よんでいるのが いちばんだよ。
さあて、 ちょうど いいぐあいに おもちが ふくれてきた」(本文より)
ああ!最高!あったかい部屋でぬくぬく…しかもストーブでお餅。なんなら焼き芋も焼きたい。
安全面や扱いやすさの課題はあれど、やっぱり火のストーブはいいよね…子どもがもっと大きくなったら検討したい。
さて、ぬくぬく楽しんでいるばばばあちゃんのところへ、寒い外から子どもたちがやってきた!でも、おもちは、ばばばあちゃんが食べていたのが、最後の1個。
そこで、みんなでおもちを手作りすることに…!
炊飯器を使った“ばばばあちゃんりゅう”のお餅づくりのレシピや、作り方のコツ、楽しいトッピング、普通のごはんを使ったお餅の作り方まで、子どもたちと楽しいやりとりを交えながら、お話が進んでいきます。
ばばばあちゃんシリーズ、やっぱり、読んでるだけでワクワクしちゃうなぁ~!
この本を読んで息子も(夫も)お餅パーティーがしたくなり、先日我が家でも、切り餅を使って、きなことあんこと納豆の3色お餅パーティーをしました。お餅づくりからしたら、もっと楽しいよね~!
冬は寒くて嫌だけど、あったかい幸せを味わえるのも醍醐味だと思います。
お餅はあったかくないと美味しくない!という、究極のぬくぬくメニュー。
なかなか出かけることもできないし…手作りお餅大会もいい家族イベントになりそう。
スローな生活を楽しみながら寒い冬を乗り越えていきたいものです。
『ばばばあちゃんのおもちつき』 1997年(かがくのとも傑作集)
発行所 福音館書店
さとう わきこ・作 佐々木 志乃・協力