『あいすくりーむにありをのせたらあいうえお』 accototo ふくだとしお+あきこ
目に留まったのは、発色のいい、かわいい表紙!
あいすくりーむに
ありをのせたら
あまかった
いつのまに
いちごがひとりで
いえでした (本文より)
…
こんな感じで、頭文字を揃えた言葉遊びが、50音順に進んでいく。おー!これは、かるただ!ひらがなを読むスピードがどんどん速くなってきた息子。練習しながら一緒に読むのに、ぴったりでした。
絵は、コラージュ。よくよく観察して、どんな風に重ねられているか、見るのも勉強になりそう。見れば見るほど、のりで手をベッタベタにしながらコラージュを作りたくなる。コミカルでカワイイ絵。
小学校1年生の国語で「あひるのあくびはあいうえお」…というような教材があったのだが、この絵本も導入や発展で一緒に活用できそうだなぁ。オリジナルあいうえお作文的なのを作ったら、それをオリジナルかるたにするのも楽しいかも。息子がもっと大きくなったら、家族でやるのも楽しそう。
言葉のチョイスも、1年生がドンピシャでゲラゲラ笑いそうな感じ!なんなんだろ、あの子どもたちのよくわからない笑いのツボ笑…でも、みんなで楽しそうに笑ってるのって、すーごくかわいいよね。
息子は「はだかのはかせがはいきんぐ」でめちゃ笑ってたよ!
年中男児には一部まだ分からない語彙もあるようだったので、これからに期待ですね。
言葉遊びってさ、大事だよね。
遊び心ってさ、大事だよね。
『あいすくりーむにありをのせたらあいうえお』 2017年
発行所 イースト・プレス
著者 accototo ふくだとしお+あきこ