『11ぴきのねことへんなねこ』 馬場 のぼる
11ぴきのねこシリーズ!
11ぴきのねこたちが、みんなで川で魚釣りをしていると、見たことのない水玉模様のねこが橋を渡っていくのが見える。その「へんなねこ」は、その後も度々現れて、不思議な行動をするのだけれど…なんだかカタコトなその「へんなねこ」の正体は、なんと…
なんかさ、11ぴきのねこシリーズはさ、少し前からさ、リバイバル的にさ、グッズとか売ってたりとかさ、懐かしくてさ、私のお友達でも結構好きな子がいたりしてさ、もちろん有名なシリーズだから知ってはいたけれどもさ、何というかさ、とにかく画が昭和感漂っているやないですか。それで何となく敬遠?していたんだけれどもね(なんとも失礼!ごめんなさい!)、息子も幼稚園で読んでもらっていて、読みたい!というわけで、ひとまず図書館で借りてみたら…!
超・面白いねぇ~!!!!!!!!
私はまだこの1冊しか読んだことがないんだけどもね、他のも読んでみたくなった!!
11ぴきのキャラクターもいいし、オチも楽しい!
そして、やっぱり、限りなく、昭和!でも、それがいいんだな!もう!
表紙のフォントとか!手書きでしょうね。あぁなんて懐かしいフォルム!丸文字的な。朝幼稚園に行く前にテレビでやってたワイドショーのテロップとか、こういうフォントだったなぁ、と思い出す。
そして、気付いたのです。長めの絵本も、息子氏、結構ちゃんと理解して楽しめるようになってきたなぁ~、と!嬉しい。最後まで楽しめる魅力が、この絵本にあるからこそだけれどもね。
ニャゴニャゴ。
またひとつ、名作シリーズを知ることができて、嬉しい。
『11ぴきのねことへんなねこ』 1989年
発行所 こぐま社
著者 馬場のぼる