『わにわにのおでかけ』 小風 さち ぶん 山口 マオ え
わにわに!シリーズ!
『わにわにのおふろ』はこちら☟
読もうとするやいなや、
「わにわにじゃん!ママ、いいの見つけるなぁ!テンション上がるー!」だそうです。笑
あ~ほんと5歳男児、面白い。
夜。眠れないわにわに。
ガラスの引き戸を開けると、ゾロゾロと人が歩いていくのが見える。
“ずり ずり づづづ”と、わにわにが付いていくと、そこはお祭りの会場だった…!
いや~、やっぱり、「昭和」がたまらん。「昭和」が溢れている。2007年の絵本なのにっ!!
お祭りの屋台も、最近の「スーパーボールすくい」とか「トルネードポテト」とか「チーズハットク」とか、そういう匂いは一切しない。ザ・定番。ザ・昭和。ちょうちんに書かれている協賛の名前も渋くって最高。
特に、裸電球に照らされた金魚すくいのページと、花火がどーん!と花開いて海の水面に映っているページは、構図が、色合いが、質感が、たまらなく好き…!
相変わらず、擬音も楽しいです。
かわいい、わにわに。
愛しい、わにわに。
『わにわにのおでかけ』 2007年(こどものとも年少版発行は2004年)
発行所 福音館書店
小風さち 文/ 山口マオ 絵
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