絵本ライブラリー 読む、残す、思い出す

2020.4.1スタート。元小学校教諭,児童発達支援スタッフ,年長&0歳兄弟育児中の筆者が,読み聞かせをした絵本を中心に書籍の記録・紹介を行っています。自分と、子どもたちと、本との軌跡を確かめたい。筆者の肌感覚によるカテゴライズもしております。

まよなかのたんじょうかい

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『まよなかのたんじょうかい』 西本鶏介/作 渡辺有一/絵

 

 

初めて読んだ時、胸がしめつけられるような気持ちになったことを覚えています。

往年の名作…かと思いきや、発行年月日を調べると6年半くらい前なので、最初に読んだ時は、きっと出たばかりの新しい本だったんだなぁ。

息子が先月お誕生日を迎え、誕生日シリーーーズ!と思って図書館で借りてみました。

 

主人公のさきちゃんは、おばあちゃんと、お母さんと、3人暮らし。お父さんは、さきちゃんが赤ちゃんの時に病気で亡くなってしまったけれど、3人で仲良く暮らしている。

お母さんは、タクシーの運転手。朝早くから夜遅くまで、一生懸命に働いている。

6歳の誕生日、バースデーケーキやおばあちゃんが作ってくれたごちそうの並ぶテーブルに座って、お母さんの帰りを待つさきちゃん。でも、夜の9時になろうというのに、お母さんは、まだ、帰ってこない。その頃、お母さんは、遠くの町で道端に倒れた男の人を見つけて…

 

 

絵は、渡辺有一さん。東京書籍の4年生の国語の教科書に載っていた『走れ』の絵の人だよなぁ。

目に留まる表情。いきいきしていて、気持ちが、ぐぐっと、伝わる絵。

小学生が、真剣に、聞いてくれそうだなぁ、教材になりそうだな、とも思う。

 

 

お母さんが帰ってくる、って、すごく、安心すること。

お誕生日を祝ってもらうって、自分は大切なんだって、確認できること。

 

敏感な息子は、なんだか、ちょっと、途中で悲しくなっちゃったみたいでしたが、ちゃんと、ハッピーエンドです。

 

小学校で読み聞かせしたい1冊。

 

 

『まよなかのたんじょうかい』 2013年

発行所 鈴木出版株式会社

作/西本鶏介 絵/渡辺有一

 

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『ケーキの切れない非行少年たち』の次に読む本、です。

寄稿者募集も引き続き行っているそうです。ぜひぜひ!!☟☟